『角地駐車場・老朽化ブロックをリフォーム』
悩みの多かった駐車場の間口を広げたことで、
出入りする際のストレスを解消しました。
また全体のメンテナンス箇所を減らし、手間をかけなくても彩りのある外構になりました。
<外構工事内容:駐車場、カーポート、アプローチ、ブロックフェンス、門廻り、植栽>
小山市 T様邸
<施工前>
■お客様のご要望■
現状、駐車スペースは3台分確保していながらも有効活用できていない状況だったお施主様。
日頃から様々な不便を感じておられ、
・裏道に面していながら車の通行量が多い
・出入庫の際ブロック塀の高さが死角を生む
・駐車場の入口が狭い
これらの要因を解消し、ストレスなく車の出入りをしたいとのご相談でした。
また南・東側のブロック塀に関しても、
・老朽化が目立つ
・植栽が絡まり手入れが行き届かなくなった
とのお悩みから、こちらも何とかしたいとの事でした。
<施工後>
■プランニング時のコンセプト■
駐車スペースとアプローチは、デザイン性はもちろん玄関までの最善の動線を考えたレイアウトをご提案。
また接道面においては、車が出入りする際の安全性を考えると十分な間口の確保が必要となります。
そのため見通しの悪かったコーナー部分のブロックを撤去し、出入りする際の不安を取り除きました。
<駐車スペース>
駐車場入口にはアクセントとして自然石乱貼りを施工。
緩やかな曲線を描いた石貼りによってデザインが単調にならず、ファサードにやわらかい印象を与えてくれます。
さらにインターロッキングブロックで駐車のガイドラインを設け、機能性も向上しました。
また新たに2台分のカーポートを設置したので、ほとんど雨に濡れずに玄関まで行くことが可能です。
<アプローチ>
アプローチは駐車場兼用となるため、違和感の無いよう駐車場と同じインターロッキングのラインで区分けました。
直線のシンプルなアプローチでも、コンクリートと自然石乱貼りが交互に配置され目を楽しませる工夫が施されています。
<門廻り>
玄関前にはオリジナル門柱を設置。
機能門柱とアルミ角柱を組み合わせたスタイリッシュなデザインに。
角柱がスクリーンの役割を兼ねて玄関が丸見えにならないため、視覚的にも落ち着ける門廻りとなります。
またお客様をおもてなしする要素として植栽を配置。
四季の移ろいを感じさせる落葉樹と下草で癒しのスペースを演出しました。
<南側ブロック>
フェンスにはツル性植物が絡んで生垣のようになり、隣のブロック塀にも覆いかぶさっている状態でした。
ブロックは汚れが付きにくい塗装が施された「SBIC バイオメタル」を採用。
フェンスは「YKKap シンプレオ SY1型」を採用したので、程よい目隠しを施しながらも風を通し圧迫感のないデザインに仕上がりました。
<東側ブロック>
高いブロック塀は経年と共に見た目の劣化や安全面が気になるところ。
今回は、既存の基礎を活かしたブロック・フェンスによる目隠しへと変更。
ブロックは南側同様のものを、フェンスは隙間が見えにくく目隠しに特化した「YKKap シンプレオ 5型」を採用しました。