WORK 施工事例

『介護に癒しをプラスする浴室リフォーム』


現在、在宅介護・在宅医療が中心となって行くであろう中で
住宅機能にも「介護」というキーワードのニーズが高まっていくのではないでしょうか。

家族みんなが使いやすく、さらに癒しを与える
入浴を安心して愉しむための浴室リフォームです。

<工事内容:浴室>

古河市 M様邸
<施工前>
■お客様のご要望■

給湯器エコキュートの調子が悪くなったことがリフォームのきっかけでした。
交換を考えたときに、「せっかく工事をするなら浴室も」とのお考えでした。

新築当時のユニットバスは手すりも無く、ご高齢で車椅子を利用されるお父様にとってはとても危険で利用する事が出来ずにいました。
また古いユニットバスの寒さは入浴時のヒートショック等の心配もあるため、現状お父様の入浴はデイサービスで行っておりました。

「体が動くうちは、自宅で安心してゆっくりと入浴をしてもらいたい」というご家族の想いがご要望でした。
<施工後>
■プランニング時のコンセプト■

安心して入浴が出来るようにバリアフリー設計の浴室にする事、またヒートショックの予防も含め、入浴時の寒さを解消しポカポカ温まる浴室にする事がポイント。

そして支えられるお父様にとって入り易く、自宅での入浴を愉しんでもらえる、また支える家族みんなにとっても入浴を『愉しみ』
にできるような、癒しの空間としての浴室造りをしていきます。
<バリアフリー化>

まず第一にバリアフリー空間にし、安全性の確保をします。

バリアフリーにする上で大事なことはやはり「動線」です。
ストレスなくスムーズに出入りの出来る動線を考えた結果、今回は脱衣所側の壁をすべて壊し浴室のレイアウトを変更。
従来の正面洗い場から、正面浴槽にして浴槽までのアクセスを良くします。
~入口~

扉の仕様は折戸から引戸に変更。

開口部を広く取り、出入りをし易くしました。
また引戸にすることで入口すぐ側面の手摺が有効に利用できるようになります。
脱衣所との段差もなくし、すっきりフラットに納めました。
~手すり~

安全な移動を補助するため、手すりをしっかりと設けました。

入って右にフラットなバー手すりを、また左にはシャワーフックを兼ねた縦型のバー手すりを設け、左右どちらへ移動するにも手すりで補助することができるようになりました。

浴槽脇・洗い場から浴槽への壁面・さらに浴槽からの立ち上がりに有効なハンドグリップも設け、浴室内での動きを全てカバーしました。
~ベンチカウンター~

洗い場カウンターはベンチとしても利用できる仕様としました。

洗い場から浴槽への移動の安全性を確保するだけでなく、浴室内での休憩スペースにもなるので安心してゆったりと入浴を愉しめます♪
<ヒートショック対策>

寒さ解消のため、しっかり断熱性を確保していきます。

今回は最新のユニットバス「LIXIL スパージュ」を採用。
床・壁・天井、さらに浴槽裏側にもしっかりと断熱材が入っており、湯温を保ちます。

浴室断熱の弱点となる窓部分もリフォーム。
従来の窓の枠を残し外壁を傷めずにその内側に新しい窓をつける「カバー工法」を採用し、ルーバータイプの窓から上げ下げ式の高断熱樹脂サッシへ交換。
浴室全体の断熱性を飛躍的に向上させます。
<癒しの演出>

自宅の浴室をホテルのスパにいるかのような、家族みんながリラックスできる空間にします。

ここでの重要なアイテムは、ジェットバス肩湯を愉しめるスパージュならではの機能「アクアフィール」です。

足元と腰の部分から出るジェットバスは強弱の調整ができ、マッサージ効果で疲れを癒してくれます。
また静粛性を重視した大きな音の出ないサイレントジェットバスなので、静かでゆったりとしたバスタイムを妨げません。
こちらは浴槽淵のヘッドレストから出る肩湯。

ヘッドレストに首を載せるだけでも気持ちが良いのですが、たっぷり湯量の肩湯が身体を優しく包み込みます。
こちらも強弱の調整ができるため、首から肩にかけてのマッサージだけでなく、体を芯からぽかぽか温めてくれます。

実際にご利用されている感想を伺ったところ、「肩湯を使うと少し汗ばむくらいで湯冷めがしにくい」そうです。
身体が温まると巡りが良くなり健康にも良い効果があります。

リラックスも身体のケアもできる、みんなが愉しめる空間になりました。

【サイレントジェットバス】で腰部に心地よい感触を。


【肩湯】は美容にも健康にもふさわしい入浴法。

  • #健康
  • #バリアフリー
  • #デザイン

リフォームの施工事例へ

エクステリアの施工事例へ

TOP